ANK-慢性調整中

念のため生存報告、こちらは震度５弱でした。
被害そのものは無かったと言って良いのですが、上京してから一番大きな地震でした怖かったです。

首都圏では風評被害と言っていい「買占め」が横行しておりまして、スーパーもコンビニもパン、おにぎり、カップ麺など直ぐに食べられるものは売り切れですよ。
深夜買出しに出る事が多いので閉店間際なのですが、震災以来パン売り場に商品が置いてある所を見ておりません。
これは大げさじゃ無いですよ。

まぁ震災・津波に遭われた方に比べればこんなもの、物の数には入りませんが…

さて、今発売中のヤングコミック４月号から５連作が掲載されます。
扉絵はこれ↓

以前、ヤングコミックで描いた「小悪魔がみてた！」の続編ですね。
所狭しと「小悪魔」が暴れまわります、前回から小悪魔もヒロインも増量中！らしいです、宜しく。
阿吽との掛け持ちは、２ヶ月で３本の漫画を上げる計算になっておりまして、〆切がきついきつい！

今、これを書いている時にも余震は起きておりまして、計画停電やら原発が止まらないやら、執筆環境と言えば正直良くは無いです。
まぁ集中できない事ったら…。
でも、自分のできる事はこれだけですからねぇ…自分の出来る範囲で頑張るしかないんですよね。

作家のはしくれとして今回の震災について自分の出来る事は、たぶん無いんだろうなぁ…一個人として寄付と献血ぐらいだろうね。

最近、市民会館の学習室に行ってプロットやコマ割りなんかを考えています。
１年前ぐらいからプロットやコマ割りなんかの作業をする時は使わせて頂いているのですが、時間帯や曜日によって利用者が決まっていて面白いですね。

例えば平日の昼間だったら年配の男性が多くて、夕方になると学校帰りの学生が増えます。
年齢でも学習室の利用目的が違います。
学生までは当然、試験勉強ですね。
不況の影響でしょうか、30代前後だと思われる比較的若い方だと資格試験などの厚い参考書を何冊も持ち込んで一生懸命勉強してます。
逆に定年を越えた方だと趣味で利用する方が多いようです。
ipadを持ち込んで絵を描いている方や般若心教の写経をしている方もいました。

それでですね、つい先日ですが２人組の女子小学生が漫画を描いている所に遭遇しました。
同人サイズですが原稿用紙を使ってまして、結構上手かったんです。
コマ割り・フキダシが設定してあって人物もバランスよく描けてますし、遠目で見ているとちゃんとした漫画原稿に見えるんですよ。
俺が小学生の時は、こんなの絶対無理だったよなぁ…と思いながら少女漫画誌はデビューの年齢も早いですし、案外こんなものなのかもしれないなぁ…と思いました。

さすがに遠くで眺めているだけで、何も無かったわけですが…
何と言ってもその時、俺のやっていた仕事が「ＪＣの援交グループ物」のコンテだった訳で、完全に不振人物、明らかに有害な存在ですからね！
声なんて掛けたら、そのまま留置場ですよ、怖い怖い！

さて仕事情報。
阿吽の最新号に短編が載ってます。
こんな感じのやつ↓

さっき言ってた援交モノの第１話です。
都庁方面が何かとウルサイこの時期に単発予定で羽目を外したら連載を頂いてしまったという、嬉しいやら怖いやら…。

今月号は私もプレゼントとして同人誌を提供させていただいております。
冬コミの新刊ですが、恐らくとらのあなに委託した分はほぼ完売しておりまして、手に入れられなかった方は、この機会にアンケートを送ってみてはいかがでしょうか？
その際には俺の作品の採点を超甘々にしていただけると助かります。